知らないうちにとらわれる固定概念
例えば友人から「結婚式するからぜひ来てね」といわれたら、どこかの場所で挙式して、その後に披露パーティをするんだろうなと思いますよね。一般的なスタイルを想像する方が恐らくとても多いのではないでしょうか。
たしかにそのスタイルが最も多いは多いのですが、必ずしもそのスタイルばかりではありません。実際にご相談に来られる新郎新婦さんの話を聴いていく中で、その二人オリジナルのスタイルに落ち着く場合もよくあります。
そんなときにはよく「僕たちみたいな、変わったスタイルって今までありますか?」「変わったオーダーで、すみません」などと冗談まじりに言われたりしますが、まったくもってウエルカムです!今回はそんな事例をご紹介しようと思います♪
説明されないことが多い挙式スタイル
そのお二人の最初のご要望は「教会式の結婚式」を挙げて、家族だけの会食パーティをおこないたいというものでした。しかし、よくよくお話を聴いてみますと、挙式のスタイルに「教会式」を選んだ理由は「なんとなく」「過去に見学した式場のプランナーが提示したから」と、実はまったく選んでいなかったことが分かりました。
ちなみに日本でおこなわれている挙式には大きく4つのスタイルが知られています。その特徴を簡単にご紹介しますと、
●教会式挙式
キリスト教に則った挙式スタイル
●神前式挙式
神道に則った挙式スタイル
●仏前式挙式
自らの祖先に報告する挙式スタイル
●人前式挙式
列席ゲストに誓い承認していただく挙式スタイル
4つの中で唯一、宗教色がない結婚式
この4つの挙式の中で、意志を持って自分たちの挙式スタイルを選んだという方は果たしてどのくらいおられるでしょうか。恐らくほとんどいないのではと思います。
また式場に立派なチャペルがあるような場合ですと教会式挙式以外の説明はほとんどされないため、説明不足のまま挙式スタイルをなんとなく決めざるを得ない状況があるのも事実です。こういった、式場のプランナーにはできない自由な結婚式のスタイル提案ができるという点も、会場に固定されないMarriage Link(マリッジリンク)ならではの大きな強みです。
今回ご紹介する新郎新婦さんも最初はなんとなく教会式挙式を希望されていました。しかし実は二人ともパワースポットめぐりが好きだったり、スピリチュアルなものにも興味があり、さらには挙式の内容(式次第)を紹介していく中で、最終的には「私たちには神前式以外に、考えられない!」という話にまでなりました。
しっかりと挙式についてご説明し、自分たちに最もしっくりくるのは何かと考え抜いた結果選んだ挙式スタイル。現在は当日に向けての準備を進めているところですが、この大切なステップを丁寧に踏んだからこそ、当日は本当に意味のある結婚式を挙げていただくことができると思いますし、きっとこの先の二人の新しい生活でも、挙式の思い出がさまざまな場面で支えてくれると確信しています。
「自分たちの」ベストとは
挙式は「神前式の結婚式」と決まったお二人。結婚式の後はフォト撮影をして写真で当日の思い出を残すことになりそうです。まだ現在は少し、挙式後のプランニングについて会食をされるかどうかで揺れているところがあり確定ではないのですが♪
とにかく大切なのは「みんながそうしているから」で発想するのではなく、「自分たちにとってのベストは何か」という視点で、ゼロベースでとらえてみることです。結婚式は何のためにおこなうのか、思いをはせてみてもらえたらと思います。ルールは自分たちで作っていく。そうすれば必ず、すべてが違って見えてくるハズです。
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◇photo by martha stewart
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