家族結婚式の注意点としては、少人数だからといってオープンエリアの一角を利用するというのではなく、貸切できる個室の部屋を押さえることです。

オープンエリアはこちらからの音も伝わりますし、周りからの関係ない音も届くため、せっかくの大切なその場を集中して楽しむことができません。

また家族や親族が車で来場することもよくあるので駐車場があり、なおかつ電車移動の方も気軽に来れるよう、最寄駅から徒歩圏となる立地が最高です。

ほかにも注意点として、親族では特に小さいお子さんや高齢の方がお越しになることが考えられるため、和室会場の場合の座椅子の有無、会場内の段差の有無、多機能トイレの利用の可否についても確認しておくと完璧です。

自分たちの条件に最適なプランを提案してもらうため、まずはウェディングプランナーに相談しましょう。開催場所については両家の実家が近いと問題ないですが離れている場合には、それぞれの顔ぶれや希望に沿った場所の決定が必要となります。

日取りも含めてなるべく皆が納得できて参加しやすい条件を選ぶようにしましょう。

話し合いによっては2箇所での実施となるケースもあります。そんな場合でもプランナーに相談しておけば両方の場所で、それぞれ最適なプランを提案してくれます。各実施エリアで同じことを説明する手間も省け、プランナー側からも両方の状況を踏まえた提案ができるのでストレスなく準備を進められます。

2箇所での実施となった場合は、せっかくなので一方では洋装、もう一方では和装にしても楽しいですし、ドレスを購入してしまえば2箇所それぞれで衣裳レンタルをする必要がなくなるため費用を抑えられる可能性が高いです。

ブーケをアーティフィシャルフラワー（造花）で用意し2箇所で兼用する手もあります。他にもウェルカムボードやウェルカムスペースグッズなど共通で使用できるものはどんどん兼用していけば、お得に実施できますね＾＾

また当日の進行プログラムはせっかくなので親族ならではのプランニングがおすすめです。人数にもよりますが、簡単なゲームやクイズのほか、参加者全員にひとことずつ話してもらうような進行もとても素敵で人気です。

通常の結婚式のコンパクトバージョンと捉えていただけたらと思います。少人数なので総額は通常よりも押さえられます。会場をちゃんと選べば良心的な価格で利用できるところが多いので、そういった意味でも会場選びからウェディングプランナーに相談するやり方が安心です。

会場を申し込んでから実は利用が制限されていたり、有料オプションであることが発覚したりといったことが起こらないよう、今後起こりうる内容については申し込み前のタイミングで、結婚式準備に慣れている経験豊富なウェディングプランナーによる会場確認がしっかりとなされていることが大切です。

支払いのタイミングや参加人数の確定期限など、費用に関するルールも会場によって異なりますので、明記された書面をもらっておくとよいでしょう。