非常に不明瞭なブライダルの料金
ウェディングはお呼びするゲストの人数にもよりますが、一般的にはある程度のまとまった費用が必要になることが多いです。本当に会場によって、またプロデュース会社によってさまざまな価格設定が存在し、非常に不明瞭な業界だと思います。
「いつも、どこでも、この価格」が存在しないし、なんなら同じプロに頼んだ場合でも依頼の経路によって費用が変わるなどもザラにあります、、、！
そこで今回は、いったいどうしたらそんな不明瞭な価格設定のウェディングにおいて余計な費用をできるだけかけずに最高のカタチで実施できるのかをお伝えしていきたいと思います＾＾
誠実さが反映されるのがお見積り
「費用をできるだけ抑えて自分たちらしいウェディングを叶えたい」とご希望をいただいた場合に、マリッジリンクでは「費用をできるだけ抑えて」という部分について、さらに詳しくヒアリングさせていただいています。
具体的なご予算はおいくらくらいを想定されているか、ご祝儀や会費の予想額も考慮した上でまずはざっくりと確認します。
なおここで、ご祝儀制の場合は必ずおひとり3万円で計上してくださいね。多くのホテル式場では最近お見積りに載せるご祝儀想定額を33,000円、ひどいところでは35,000円などで計上しているものをよく見かけます。
ご祝儀想定額を高めの金額にしている理由は、新郎新婦さまに提示する、おふたりのご負担金額をできるだけ少なく見せたいという邪な想いからです。その式場の言い分としては恐らく「ゼクシィの統計に合わせている」というものだと思いますが、まだ手元にない、これから手元に届く予定のお金を考える際には少しシビア目に、少なめに見積もっておくのが鉄則です。
想定とは得てして外れるものです。想定が外れる方向は「思ったよりも少ない額だった。。」という状況ではなく「思ったよりも多く手元にある」という状況になるように慎重にプランニングすることが大切ですし、こういった小さなところに、その会場の本当の姿と誠実さは表れるものだと思います。
費用調整における真の本丸は「会場選び」
全体の予算が見えたところで会場の具体的な検討に入りましょう。費用を左右する最大の要因は、この「会場選び」にあると言っても過言ではありません。
もっというと、おひとりあたりの料理、飲み物の単価がいくらからであるかという点がとても大きく効いてきます。なぜなら料飲の単価はそのまま人数分を掛け算されるため、料飲の単価設定は費用の上下に影響するベスト3のひとつであります。一度申し込んだ後は簡単には別会場に変更できませんし、費用や条件の交渉も申込後はほとんど聞いてくれません。
（ちなみに費用に影響するベスト3の残りの2つは会場装花と衣裳です＾＾）
マリッジリンクでも会場検討の際に重視している点は、料飲以外のすべてのアイテムとスタッフを外部から持ち込めるという大前提の上で、ほぼ下記の5点のみと言ってもいいくらいです。
①おふたりの希望に会場の雰囲気が合うかどうか
②おふたりの予算に料飲の単価が合うかどうか
③予定人数に会場の広さが合っているかどうか
④会場スタッフの質（料理やサービスの質、会場の清潔さにも直結）
⑤アクセスの良さ
ウェディング費用の節約を希望される新郎新婦さまは多くおられると思いますが、その大きな決定打は会場申し込みの時点であらかた決まるということをぜひ覚えておいていただけたらと思います。
マリッジリンクでは「費用をできるだけかけずに、おふたりだけのウェディング」をプロデュースさせていただいています。今回ご紹介したように会場選びはウェディングを成功させる大きな鍵の一つであるため、初めてのご準備となる新郎新婦さまおふたりだけではなく、会場選びからプロの目線でしっかり伴走しサポートすることが不可欠です。
だからこそ、マリッジリンクでは会場選びからお手伝いさせていただいているのです。
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◇photo by martha stewart
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