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前撮りのホント

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前撮りとは

皆さん、前撮りという言葉を聞いたことはありますでしょうか?読んで字のごとく、「前に」「撮る」から前撮り、ということで、結婚式当日はスケジュールがタイトで撮影の時間が十分に取れないため、当日よりも前に日取りを決めて、撮影のみをおこなうというものです。実際にされた方もおられるのではないでしょうか。MLでも前撮りのセッティングをさせていただいておりますが、笑顔が苦手な新郎新婦さんが多いということもあり、プランナースタッフは撮影当日はもっぱら場の空気を和らげる「笑かし専門部隊」として同行させていただいております(笑)

前撮りで気をつけることとは

前撮りを成功させるためには、1にも2にも、関わるスタッフが「ちゃんとプロ」であることが大切です。当たり前と思われましたか?いやいや、実は違うんです。プロじゃないスタッフが、まぎれ込んでいることが実際にあるんですよ・・・怖いでしょう。安すぎる前撮りプランなんかによくあるようです。

前撮りに関わるスタッフというと、カメラマン、ヘアメイクスタッフ、衣裳店、そしてスケジュールを組んで総合的にサポートするプランナースタッフの4名が挙げられますよね。この中でシロウトがまぎれ込めるとしたら、さて、どのパートでしょうか?

じつは安かろう悪かろうの世界

正解は、カメラマン、です。今はもう、写真を「ただ撮影するだけ」なら、誰でもできる時代になりました。ちょっといいカメラも普通にみんなが持つようになり、「ただ撮影するだけ」なら誰でもできてしまうのです。ヘアメイク店が安く受けている前撮りプランによくあると、実際にヘアメイクさんから聞いたことがあります。当然、新郎新婦さんにはこの事実を言わないので、知らないまま撮影を終えることもあるのでしょう。私はこの事実を初めて聞いた時、愕然としましたよ・・・。

もしこの記事を、プロのカメラマンの方が読んでおられたら、怒り心頭ですよね。プロのカメラマンは、光の角度を考え、場の空気感を上手に切り取り、技術はもちろん魂も、その瞬間に込めて撮影しておられます。シロウトの写真とはレベルが違います。

私だったら安すぎる所は怖くて頼めない。カメラマンさんがこれまで撮った写真や、ヘアメイクさんがこれまでされたヘアメイクスタイル、衣裳店も下見に行って、衣裳のバリエーションとともに、いろいろな要望に正面から向き合ってくださるかどうか、スタッフの方の対応も見て決めるのが、本当は確実なんです。

ですが、皆さんが忙しい中で、これまでの写真やヘアメイクを見られたとしても、なかなか判断が付かないと思います。その部分についてはMLが、上に書いたような信念をもって責任をもって判断を担わせていただいています。価格も安かろう悪かろうと言いつつも高すぎるのは当然NGですので、その点もしっかりと確認しています。安心してお任せくださいね。


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