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持込料について

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今や皆さんご存知の「持込料」

結婚式準備の話に何かと出てくる「持込料」。一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。SNSが普及し、式場が発信する表面的な情報とは違う実際の生の声が現実の花嫁さんから発信される時代です。

その話題の代表格が「持込料」。話に上がる原因は「持込料」が高額な上に納得できない理由によって、既存の式場やプロデュース会社のほとんどで新郎新婦さんから徴収されているからなのです。

「持込料」のおさらい

そんな恐ろしい「持込料」。初めて聞いた!と大きな声では言えないあなたのために、カンタンにおさらいしたいと思います。

「持込料」とは、式場で手配できるアイテムやスタッフを外部から式場に持ち込む場合にかかる費用のこと。例えばドレス(10万円)や引出物・引菓子(1個300円)などが一般的ですが、ひどいところだとカメラマン(2~3万円)、ヘアメイクスタッフ(3万円)などにもかかったり、スタッフの場合は持込そのものができなかったりといったこともよくある話です。ちなみにカッコ内は、それぞれに対しての「持込料」金額の相場です。

例えば引出物・引菓子を持込む場合、ゲスト60名ですと少なく見積もっても持込料は300円×2種類×42セット=25,200円。結婚式の準備中は金銭感覚がマヒするという話も聞きますが、25,200円あれば、例えば映画だと14回も見れるんですよ!大金です。

払う必要があるのか

「持込料」は、カンタンに言えば式場が得られるはずだった利益を補うものですが、そもそもそれって新郎新婦さんが補わなければいけないものなのでしょうか。「持込料」を支払って、等価の何かを得られるわけではありません。「持込料」の説明を式場に求めると、保管料なんです、といったような説明がされると思いますが、ケチな話ですよね。式場の屋根の下で雨風を防いでしっかりと保管する場所を確保するので必要なのです、と。よく私も式場勤務時代はトーク練習させられたものです。そんな時にはこう言いましょう。「それでは当日に持ってきます」。

きっとそれでも、なぜか持込料はかかると思いますが・・・。 式場プランナーの誰一人として、心から納得して新郎新婦さんにその説明をしている人間はいないでしょう。式場から言わされているのです。「持込料」「持込NG」がまかり通る時代はまもなく終わりを告げるものと見ています。物がなかなかそろわなかった昔ならいざ知らず、今はネットで何でも調べて手配でき手に入る便利な時代なのですから。

払わない方法とは

「持込料」のナゾをずっと見てきましたが、それでは一体どうやったらその「持込料」とやらの支払いを回避できるのか!?という想いでいっぱいになるのは自然の摂理ですね(笑)

結婚式を必要以上に高額にしている理由はほとんど、「持込料」や「持込NG」の存在といっても言い過ぎではありません。それを回避する方法は、先に式場を申し込まない事です。自分たちがやりたい結婚式の「内容」を先にかためて、その上でそれが叶う会場をプロと一緒にリサーチするしかありません。式場は「持込料」に関してケーススタディでのトーク練習を繰り返していますので付け焼刃のトークでは丸め込まれてしまいます…。

結婚式に掛けられるお金が潤沢にあるような方ならともかく、そうでない方にはぜひ、最初の行動が重要になってくることを覚えておいてくださいね。


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