お見合い結婚の増加
お見合いで出会い結婚する方が最近少しずつ増えているような気がします。出会い方は人それぞれなので「お見合いだから」という特別なことはもちろんないのですが、先日相談を受けることがありましたので、もしお見合いで相手が決まり、そのことが理由で結婚式準備に不安を感じている方がいれば、その方の不安解消のチカラになれればと思い、少し書きたいと思います。
夫婦になるための助走期間
お見合いで出会った結婚とそうでない結婚との違いは「出会ってから結婚が決まるまでの期間が短い」ことだと思います。一般的なお見合いの場合、お付き合いの意志があるかどうかをお見合いの1週間以内をめどに相手に伝え、半年以内には結婚するかどうかを決めるというスケジュールだと聞きます。もちろんお見合いでない出会い方をした方でも、出会って半年で電撃結婚することもありますが、お見合いの世界では短い期間が「スタンダード」であるということが、分かりやすい両者の違いと言えると思います。
お付き合いの期間だけではもちろん一概には言えません。ですが期間が長い人と比べると、もしかしたら二人のコミュニケーション量が少なめである可能性がありますよね。コミュニケーション量はお互いを知る量に比例することが往々にしてありますので、そうなるとお互いを知る深さが両者の差になりやすいと言えるのではないかと思います。
(しつこいようですが、あくまでも一般論です)
なのでもし心配している方がいるのであれば、そのあたりが差になってくる可能性がありますので、結婚式の準備では相手を知ることや受け入れることを、より意識されて臨まれると良いのではと思います。
いつも思うのが、結婚式の準備というのは、二人が夫婦になるための訓練期間ではないかということです。
はじめの洗礼(笑)は招待状発送のタイミングでやってきます。夫婦喧嘩の多発期です。ケンカの原因はたいてい「相手が手伝ってくれない」というもので、ケンカしながら相手を受け入れたり、相手の素の性格を知ったり、はたまた相手の親の性格までも!知るキッカケになってしまったり(これはちょっと大変)します。
それゆえ招待状発送を無事に乗り越えられた新郎新婦さんは、それ以前の二人と比べて大きくレベルアップしているのです(少し言い過ぎかもしれませんがw)。
そのあとも二人がお互いを知るキッカケ、受け止めるタイミングは数回やってきます。しかし1回もやってこない場合もあります。こればかりはそれぞれのカップルによってまちまちですが、その二人にとって必要な回数だけ、やってくるのだと思います。
山を越え、谷を越えて
結局は出会いがお見合いかどうかというのは関係がなく、その二人の関係性次第なのだと思います。以前、結婚式の打合せでお越しになる道すがらに二人がケンカし、ケンカされながら到着、打合せが始まったことがありました。その後、何かの拍子で新婦さんが新郎さんに怒り泣き、お手洗いの個室にとじこもってしまわれたので、お手洗いのドアの前で新婦さんとずっと話しながら仲を取り持ったことがあります。。そのときはハラハラしましたが、今となってはお二人との素敵な思い出のひとつです^^
それぞれの山を乗り越え、谷を乗り越えて分かり合い、分かち合いながら夫婦となられていくお二人を、伴走しながら1番近くで心からのエールを送り応援させていただいているのが私たちです。夫婦仲のことについては聞き役になるのみかもしれませんが(苦笑)、結婚式のこともそうでないことも、小さなことでも大きなことでも、ぜひお気軽に何でもお話しいただけたらと思っています。
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◇photo by martha stewart
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