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良い日・悪い日・普通の日！？
今回は結婚式当日の日取りの決め方についてお話しようと思います。よく言われるのが「六輝・六曜」。これは中国の占いが発端という説があるようですが、結婚式における【大安・友引・先勝・先負・赤口・仏滅】の6つのお日柄といえば聞いたことがあるのではないでしょうか。
ちなみに読み方もご紹介しておきます。読み方もいろいろとあるみたいですが代表的な読み方をひとつだけお伝えしますと、大安（たいあん）、友引（ともびき）、先勝（せんしょう）、先負（せんぷ）、赤口（しゃっこう）、仏滅（ぶつめつ）です。次にそれぞれの意味合いをお教えしますね。
六輝・六曜のすべて
それでは早速見ていきましょう！
①大安・・・ 終日において吉
②友引・・・ 正午（お昼の12時）以外が吉、正午は凶
③先勝・・・ 午前が吉（先＝午前 が勝つ＝吉）午後は凶
④先負・・・ 午後が吉（先＝午前 が負ける＝凶）午前は凶
⑤赤口・・・ 正午（お昼の12時）のみ吉、正午以外は凶
⑥仏滅・・・ 終日において凶
さらによく見ていくと①と⑥はちょうど反対の内容で対になっているのが分かります。同様に②と⑤、③と④も内容が対になっています。こうやってみるととても覚えやすい（覚えなくてもよいですが・・・）ですよね！
ウェディングにおける活用方法としては大安または友引が結婚式には吉とされているので、日柄を大切にされる方はそのどちらかを選ぶと良いと思います。大安が選ばれる日というのは分かりやすいと思いますが、友引については「友を引く」ということで、良いことであれば良いことが他にも重なってさらに起こるという意味合いがあり、この意味で選ばれています。ちなみに冠婚葬祭の葬祭（お葬式関連）での友引という日取りは、同じ「友を引く」ということから、良くないことが他にも重なってさらに起こることを避けるという意味で、選ばれないのだそうです。
もし、新郎新婦さんが日柄を気にされなくてもご両親やおじいさま・おばあさまがNGということもありますので、お日にちの決定前には念のためご両親などにも確認しておきましょう。
結婚式を挙げたい日が大安や友引でなかった場合でも大丈夫。③～⑤は吉とされる時間帯があるのでその時間帯を狙えば良いわけです。例えば赤口の日に正午スタートの結婚式にするなど解釈の方法はいくらでもあります。
日取りの決め方あれこれ
「六輝・六曜」に沿って結婚式の日取りを決めることが日本では一般的ではありますが必ずという訳ではありません。実際にブライダル従事者の私でも仏滅の日に結婚式を行いましたし（笑）。つまるところ新郎新婦さんやご家族の方々が納得されていれば良いということです。
中には「いい夫婦（11月22日）」などの語呂合わせで決めたり、記念日の出現間隔が年間で一定になるように決めたり、忘れないようにと新郎新婦さんどちらかの誕生日に合わせる方も。桃の節句・ひな祭り（3月3日）や七夕（7月7日）など、結婚や恋愛のイメージに合う節句にしたり。本当に様々です。
ある方は祝日を結婚式の日に決めた方がいました。理由を聞くと「毎年お休みの日になるから」とのこと。もしくは祝日の前日にしても良さそうです。今後の、結婚記念日のお祝いディナーの翌日が必ずお休みの日になるようにすれば、毎年のこの日は気持ちもよりリラックスできそうです。祝日の候補としては、例えば建国記念日（2/11）や文化の日（11/3）、勤労感謝の日（11/23）などが比較的、今後も変更なくこの日がお休みであり続けそうなので特に良いかもしれませんね。
これからずっとふたりにとって大切な日となる結婚式の日取りですので、是非楽しみながら決めてくださいね。
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◇photo by martha stewart
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