結婚式のあるある質問
結婚式をお手伝いするお仕事をしていると、よく質問される「あるある質問」があります。例えば「6月はジューンブライドだから、やっぱり忙しいの?」。もしかして皆さんもそういうイメージ、お持ちでしょうか?
欧米では、6月の花嫁は幸せになれるといわれているので、確かに6月を選んでウェディングをされる方は多いかもしれません。ですが日本はちょうど梅雨の季節にあたるため、天候を気にされて6月はそこまで言うほど人気ではないというのが実際です。
四季のある日本ではウェディングが多くおこなわれるトップシーズンがあります。だいたい3月下旬~5月と9月下旬~11月です。あまり暑くなく、あまり寒くもない気候であるというのが、選ばれている理由ですね。
そんな「あるある質問」、他にはこんな質問を受けることも多いです。
「結婚式の演出で、おススメとかってありますか?」
これが結構答えにくい、苦手な質問なんです。
その質問が苦手な理由
「オススメ演出」の質問が答えにくい理由は、ウェディングの進行プログラムを考えるときには必ず、その新郎新婦さんを起点にイメージを膨らませて考えていますので、万人受けするような、いつも提案しているような、それでいて、しかもオススメの演出というのは「無い」というのが回答だからです。
「オススメの演出」は毎回のウェディングの進行打合せで飛び出します。あふれています。「こんなの、どうですか?」「これをしたら、楽しくないですか?」どんどんご提案させていただいています。ただし、その「オススメの演出」とは、あくまでも「その新郎新婦さんにとって」のものです。万人受けするようなものではありません。
その新郎新婦さんがいるからこそ出てくる提案であり、「そのおふたりに」おススメなのです。万人受けする演出は、それを「おふたりが」おこなう理由がありません。なので、万人受けの演出は一人歩きしてしまい披露宴がとても表面的な印象になってしまうのです。
Marriage Link(マリッジリンク)の大切なコンセプト
「結婚式の演出で、おススメとかってありますか?」が答えられない質問である理由、分かっていただけましたでしょうか。もしこの質問に答えられるプランナーがいたとしたら、そのプランナーにとってオススメの演出なので、いつもその演出を提案することになりますよね。……ということは、そのプランナーが作るウェディングはいつも同じものになりますね。
その演出を、その新郎新婦が採用する理由がないのであれば、まさに紋切り型の、みんなと同じ、ただの結婚式につながると思いませんか?
この質問に答えられないことこそが、私たちMarriage Link(マリッジリンク)が大切にしているコンセプトそのものなのです。
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◇photo by martha stewart
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