目に見えない「人との交流」
「ハードではなくソフトの時代」「モノではなく体験を贈る時代」などと言われます。物質的なものを重視する時代からモノがあふれる時代に移行した私たちは、目に見えないものに、より価値を見出すようになったと実感します。
たまに「人との話し方講座」を見かけます。人との話し方を学び身につけて自分のものにしたいのでしたら、講座よりも仕事で接客をしなければならない身に自分を置く方が早いと思います。会社勤めの方でも、可能なら週末のアルバイトでもいいですよね。
ウェディングプランナーと聞くと、人と話し交流を図るプロと言われることが多くあります。自分では決してそんなことは思っていませんが(本当に)、でも本当によく「話しやすい」「いっぱい話していまいました」「安心しました」と言ってくださる方がいるので、きっと何かはあるのではと勘ぐっています(多分日本語、間違っていますね 笑)。
ちなみに自分自身は、一番そういった「人と話し交流を図るプロ」なのは「美容師さん」だと思っています。
もっと知りたいという気持ち
私は「人との話し方」を勉強したいなら「良い聞き手」になればいいと思っています。誰しも話しを聞いてくれる人が目の前にいれば、自然にたくさん話してしまいますよね。それをもっともっと話しやすいようにするために、ステキな相槌で応えるんです。表情も身振り手振りも、発する言葉もすべてが相槌です(やりすぎないように注意 笑)。
最初は意識しながらでしかできなくても、そのうち無意識にできるようになります。さらに面白いことに、目の前の人の話しを聞く立場を続けていると、自然と人の話を聞くことが純粋に好きになってきます。そんな心からの「相手のことを知りたい」「話を聞きたい」という気持ちは話す側にイヤでも伝わりますので(笑)。もうそうなれば「人との話し方」は、ひとり立ちですね。
ギアはニュートラル
そしてもうひとつ大切にしていることは「常にニュートラルを意識」です。ギアチェンジを手元でするタイプの車(ミンション、マニュアル車)の運転に例えて、ギアをニュートラルにいつも入れておき、どんな方と話しても、その方に合ったギアにパッと入れられるようにしておく。理由は目の前の人に少しでも気持ちよく話していただきたいからです。
簡単にいうと「先入観を持たない」ということです。見た目で人を必要以上に判断しないことです。話してみると・・・という人が思った以上に多いので、よかったら試してみてくださいね。
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◇photo by martha stewart
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