お正月のない世界
お正月の足音が日に日に大きくなる今日この頃ですが、この時期になるといつもいつも想像することがあります。それは「お正月のない世界」。想像したことはありますか？
お正月がないと12月末に大掃除をすることはなく、おせち料理を前もって準備することもなく、12月31日にお蕎麦を食べることも、1月1日に「おめでとう」と言い合うことも、初詣に行くこともない。
そして一番大切な、これから始まる1年の抱負を胸に心新たにする機会もない世界です。
特別な日と「決める」
お正月は自然に発生したものではなく人間が特別な日と「決めた」1日です。そのことがその日までの日々を作り、その日以降の日々をより良くしようと気持ちを新たにしたり、大切な人と一緒に新年が迎えられたことに感謝することができる。もちろん元旦でなくてもどんな日でも感謝することはできますが日常の中では忘れがちになるのが普通です。
365日の中にお正月が1日入ることで、人の人生をより輝かせることができる。そんなチカラがお正月にはあると思うのです。
そして、お正月は結婚式と似ています。瓜ふたつです。結婚式は自分たちが特別な日と「決める」1日。その日のために準備し、その日以降の人生に対して気持ちを新たにできる日。大切なまわりの人たちの存在に素直に感謝ができる日。
人生100年と言われますがその中に結婚式が1日入ることで、その人の一生をより輝かせることができる。結婚式にはそんなチカラがあると思うのです。
人生の節目に向き合う機会
このように見ていくと結婚式の他にも「銀婚式」「金婚式」「還暦祝い」「喜寿のお祝い」など、規模の大小は関係なく人生の節目に向き合ってキチンとお祝いする機会を自分の意思で設けることはとても意味のあることではないでしょうか。
昨年の「お正月と結婚式の関係」ブログ記事は こちら から♪
（なんと偶然にも同じタイトルを付けていました）
毎年1回、巡ってくるお正月の時期にはいつもこの想いにかられます。今年もまたその想いになりました＾＾ 心身共に健康なことに感謝しつつ、師走の空気を楽しんでいます。
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◇photo by martha stewart
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