必ず世界一のウェディングに
先々週にウェディングを実施されたのは、最初の予定では今年5月にゲスト80名様規模での挙式披露宴をお考えの新郎新婦さまでした。消防士のご新郎と元美容師でおしゃれな雰囲気のご新婦。穏やかなお二人とのお打合せはいつも温かい空気に包まれていて楽しい雰囲気の中、順調に進んでいました。
結局は新型コロナが影響し、新郎新婦さまお二人だけでの結婚式とウェディングフォト撮影をこの8月に行うことになりました。
これまでの経過を一番近くで見ていた私は、プランナーとしていつもいつも考えていますが今回はそれにさらに輪をかけて!少しでも、1mmでも当日を最高のものにしようと出来ることはないか考え、周りにも相談し、一部お二人にも内緒で色々と計画しプランを立てました!
そのウェディングについて、少しだけここでご報告しようと思います^^
3年後の、未来のあなたへ
当日の仲の良いお二人のまま、ずっと幸せでいてほしいという想いを込めて『3年後のお相手へのお手紙』を書いてもらうことにしました。最初のお支度のお部屋を別々にご用意していたので、それぞれ結婚式の当日に、3年後の相手へメッセージを書いていただきました。そのお手紙をご自分でのり付けして封をし、スタッフがお預かりしました。
それだけでもとっても素敵な、どこにもない記念のものになるのですが、さらにここでもう一工夫し、プランナーである私のメッセージも勝手にカードに書いて入れました!私のメッセージが入っていることはお二人は知りません。3年後に開封した時に初めて知るものです。未来のお二人が、今日と変わらず仲良く穏やかに記念日を過ごされていることを祈って書きました^^あとで思ったのですが、ポラロイドカメラで写真を新郎新婦さまと3人で撮って同封しておけば良かったと思いつきました。。このアイデアはまた今後に活かしたいと思います!
結婚式当日の空気も一緒に同封。未来のお二人の笑顔に繋がればいいなと思います☆
『ファーストミート』もご提案しました。これはドレスを着たご新婦の花嫁姿を教会で初めてご新郎が見るシーンをきちんと設けるというものです。ご新郎はちょっと緊張するかもしれませんが、とっても素敵な場となりました。
まだあります^^ 当初披露宴にご招待していたご新婦の勤務先のゲスト2名からお電話をいただき、当日二人にお祝いのプレゼントを渡したいから行って良いかとのお問合せがありました。シンプルにプレゼントをお渡しいただく場を設けてお写真撮影して、という進行もできたのですが、せっかくなのでゲスト2名の方には『お二人に内緒で結婚式に列席されませんか?』とご提案。
「えっ!いいんですか!?」「サプライズなのでお二人に確認は取れないのですが、きっと大丈夫です!喜んでくださると思います!」「じゃあ、ぜひ!!」となりました。
結婚式本番が始まり、牧師先生のお言葉とともにパイプオルガンの音色が流れて新郎新婦さまが入場。一礼のあとバージンロードを3歩ほど進んだあたりでご新婦の口から小さな声で「はっ!」。気付かれたみたいです^^ お二人にとって、とても大切なゲストの突然の列席により、さらに感動的な結婚式となりました。
他にも、結婚式の退場の際に私たちブライダルスタッフが10名全員集合して、扉が開いたところでさらに大きな拍手でお迎えしました。振り返って一礼し、扉が閉まったタイミングでプランナーの私が「おめでとうございます!!」と言って、それをきっかけにして全員が、ポケットに忍ばせていたバラの花びらを取り出して『フラワーシャワー』!!そして「おめでとうございます!!」&さらに拍手!(スタッフの携帯で動画撮影&編集して、お二人にプレゼント!)
本当は80名のゲストや家族、親族に囲まれて大きな拍手の中で結婚式ができるはずでした。その方々の拍手には到底届かないけれど、お二人には悲しいとか、寂しいとか、辛いとか、そんな気持ちは、もうできるだけ持ってほしくない一心でした。
お祝いの気持ちが溢れる1日
さらに続きます(笑)。ゲスト2名からのプレゼント贈呈、そして挙式後は牧師先生や私たちスタッフともしっかり記念撮影。挙式時のゲスト2名のフラワーシャワーもサプライズでした。ゲストからのリクエストでお二人の『お姫様抱っこ撮影』も^^
スタッフがお二人の携帯で家族へのライブ配信もさせていただきました。
ゲストの方や、今日関わったスタッフみんなのお二人への想いが、今後のお二人を助けてくれる新たなスタートの良い土台になれば本当に嬉しいです。
実はご新婦、当日急な体調不良(突然の重めの貧血)で急遽病院に行くことになり2時間スタートが遅れ、とてもハラハラしましたが、病院で薬をもらい横になって様子を見て、なんとか回復。体調を見ながらの進行でした。
結婚式に携わるときは常に結婚式に全身全霊を集中させて進めていますが、ふと俯瞰して考えてみると、毎週末の天気をこんなにも気にして晴れるように毎回祈り続け、当日のお二人や家族、親族、ゲストにとっての最良の日となるために食事も取らずに(だいたい取れません^^)全身全霊で集中。集中しているので疲れも感じずに、終わって体重が結構減っていてビックリ(特に夏)みたいな、このウェディングプロデュースは、プランナーの私にとって本当に天職だと思うし、このことで一人でも多くの皆さんに喜んでいただけることが何よりも嬉しくて、楽しいのです。
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◇photo by martha stewart
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