◆オリジナルウェディングに関する
フォトウェディングで後悔しないために
「結婚式をするというとちょっと敷居が高いけど、何か記念になるようなことはしたい。。」「結婚式ではウェディングドレスを着る予定だけど、和装でも写真は残したい。。」そんなあなたにはフォトウェディングがおすすめです。
フォトウェディングとはウェディングドレス、または白無垢などの和装を着て写真撮影を行うことを言います。ヘアメイクや撮影はプロにお任せするのが一般的。ふたりだけでの撮影もいいし、家族を呼んで撮影し、その後ちょっとした両家の食事会を開くのも素敵です。
そんな魅力たっぷりのフォトウェディング、どこに頼むと失敗がないか、どんなチェックポイントがあるのかをフォトウェディングに精通したウェディングプランナーがアドバイスしていきます。
それでは早速、見ていきましょう！
フォトウェディングはここに頼んで安心！ 頼れる会社を見つけるためのチェックポイントをご紹介
【チェックポイント・その①】
◇カメラマンの技術とセンス
カメラマンの技術とセンスは、そのまま写真のクォリティに影響する最も大切なチェックポイントの一つです。価格が非常に安価なフォトウェディング会社では、この肝心なカメラマンをプロではない普通の素人が担当していたことが実際にあり本当に驚きました。。
確かに最近は携帯電話のカメラでも十分に機能が高いという話は聞いたことがあります。しかしプロとして撮影を行うカメラマンはカメラ機材のこだわりはもちろんのこと、撮影するおふたりだけでなく、その場の空気感、そのシーンの切り取り方、見せ方、構図、光の取り入れ方、強調のさせ方、メリハリ、バリエーション、レタッチ技術など、雲泥の差が生まれます。
本当に素敵な写真を撮るカメラマンの写真は、写真が語りかけてきます（本当です！！）。静止画であるはずなのに、笑顔の写真は笑い声が聞こえてきそうですし、中の人物が動き出しそうな感覚になったりします。
まずはカメラマンがプロであることの確認と（当然ですね）、そのカメラマンの撮影センスが自分たちに合っているか確認することが大切です。
【チェックポイント・その②】
◇ヘアメイクさんのセンス
カメラマンと同様にチェックしたい最重要ポイントのもう一つがヘアメイクさんです。こちらも同様に技術力、そしてそのセンスが自分たちに合っているかを確認する必要があります。ヘアメイクさんは素人ということは少ないと思いますが、心を込めて一生懸命、誠実に対応してくださる人間性も含めて確認されると良いでしょう。
最近ではカメラマンもヘアメイクさんもSNSで発信されている方が多いため、自分たちに合いそうかを確認してみましょう＾＾
【チェックポイント・その③】
◇納品写真の詳細
これも重要チェックポイントです。またまた価格の非常に安価なフォトウェディング会社に実際にあった話なのですが、安いなあと思ってよくよく案内を見てみると、納品される写真が紙焼き（紙にプリントしたもの）のみであったことがありました。驚きました。。
紙焼きの写真しかもらえないと、その後どうすることもできません。紙焼きは時間とともに劣化しますので、そのうち黄ばみ、古ぼけた写真になってしまうでしょう。写真はデータでもらわないと何にも使えません。必ずデータでもらえるかを確認するようにしてくださいね。
また撮影カット数も大事なチェックポイントです。10カットもらっても、その中に自分が気に入った写真がなかったらどうしたら良いでしょう？ やはり10カットより50カット、50カットよりも100カットです。たくさん撮影してもらえる方がもらえる写真のバリエーションが増えます。ベストなのは撮影100カットほどでデータ納品してもらえる会社です。確認してみてくださいね。
【チェックポイント・その④】
◇選べるドレスや衣裳の種類
選べるドレスや衣裳の種類も大切なポイントです。写真の撮影カット数と同様に、数が多い方が気に入るドレスが見つかる可能性が格段に高まります。やはりなるべく多くの候補から選べた方が、何についても安心です。
衣裳の基本セットのラインナップと、デザイナーズドレスなど、よりクォリティの高い衣裳の準備が豊富にあり、基本セット以外の衣裳の場合は差額の支払いで選べるようなスタイルが一般的です。
色々と試着してみて、お気に入りの1着を見つけましょう！ 気に入った最高のドレスや衣裳を着られると思うだけで、撮影日当日がより一層楽しみになること間違いなし。衣裳にはそんなパワーも秘められています＾＾
【チェックポイント・その⑤】
◇延期ができるかどうか
必須のチェックポイントの締めくくりはこちら。撮影日の延期ができるかどうかです。延期の理由は様々あるかと思いますが、その多くは「天候」によるものです。天気予報は大抵1週間前くらいから精度が高く予想されますので、撮影日が近くなると、ロケーション撮影の場合は特に、天気予報と日々睨めっこすることになります。
万一の雨天予報、または風邪や感染症、さらには骨折や入院などといったこともないとは言い切れません。そんな時に撮影日の延期ができるのとできないのでは安心感が全く違います。ここも大事なポイントなので忘れずに確認してくださいね。
以上が「大事なチェックポイント」の5つでした！ 続いてはフォトウェディングの実施にあたり「決めること」5つについても順を追ってご紹介していきたいと思います＾＾
撮影で必要！「決めること」5つとは
【決めること・その①】
◇どんな写真を残したいか
撮影は、とにかくこの1点につきます。どんな写真を残したいでしょうか？ 頭に浮かぶ希望のイメージはどんな写真でしょうか。すでに希望がある場合はそれを実行すれば良いので逆に言えば簡単ですが、イメージが定まっていないことの方が多いのではと思います。
そんな時にはインターネットで検索してみて、いいなと思った写真を片っ端からチェックしていきましょう。実際に写真を見ることで自分の中にあったのに気がつかなかった希望のイメージが浮かんでくることもあります。たくさんチェックした写真の中から、より自分たちの希望に合ったものを絞り込んでいけば簡単ですね＾＾
【決めること・その②】
◇衣裳（和か洋か、または和も洋も、か）
漠然とでも撮影したい希望の写真イメージがつかめてきたら、次に決めたいのは衣裳です。和装撮影か、洋装撮影か、はたまた和装も洋装も2着着たいのか。これは希望だけでなく予算も含めて検討が必要になる部分ですのでしっかりと詰めたいところです。
和装のみ、または洋装のみであれば、それぞれの衣裳に適した場所を検討すれば良いですが、2着ともとなると両方の撮影が可能な場所で、かつ衣裳替えの場所の確保ができるところで行う必要があるため、その後の準備においても大きく変わってきます。撮影したい衣裳の内容について確認しておきましょう。
【決めること・その③】
◇撮影時期（春夏秋冬）
◇時間帯（朝が人出も少なくおすすめ、サンセット希望なら夕方から）
次に決めるのは撮影時期です。希望の写真を撮影するための最適なシーズンを選びましょう。撮影は通常平日に行うことが多く平日にお休みを取ることになるため、お仕事の兼ね合いも鑑みて決める必要があります。
さらに撮影に家族が同行する場合は、家族の予定も確認が必要ですね。
天候のことはこの段階で心配しても仕方がないことではありますが、なるべく気候が安定した時期を選ぶと不安材料が少し減るかもしれません＾＾
他には何かシーズンに関連した持病（花粉症など）があり、それが大きく影響するような場合には、その点についても考慮し対策を検討しておくと良いでしょう。
時期が決まれば撮影の時間帯です。ロケーション撮影の場合は特に、時間帯は人出の少ない午前中を選ぶことが一般的ですが、サンセット撮影の場合は夕方を狙っての撮影になります。この辺りは「決めること・その①」のイメージが固まっていれば、スムーズに決まりますね。
【決めること・その④】
◇撮影場所（ガーデン、桜、紅葉、公園、神社、東京駅、街中、海、城など）
場所については「決めること・その①②」である程度は絞り込めている状況なので、いよいよ具体的な選定に入りましょう。
撮影会社の担当者がいくつか場所の提案をしてくれると思いますので、その中から自分たちの希望に合った場所を選べばOKです。場所によって撮影占有費用や移動のタクシー代など、費用の変動がある場合がほとんどですので、その辺りも比較しながら決めていくと良いでしょう。
【決めること・その⑤】
◇撮影小物の使用有無と準備
◇希望のヘアメイクイメージ
最後の締めくくりとしては撮影小物を決めることです。カメラマンが所持している小物を使用できる場合もありますが、ほとんどの場合は自分たちで準備することになると思います。インターネットで検索すれば、比較的安価で種類も豊富に色々と見つかると思いますので、撮影日に間に合うように早めに手配を進めておいてくださいね。準備した撮影小物はカメラマンにも事前に情報共有しておくと安心です。
さらには希望のヘアメイクイメージについても事前にヘアメイクさんに共有し、衣裳の写真も先に送っておくと、ヘアメイクさんの方でも当日の支度について事前に様々な準備が進められますので完璧です！
以上、失敗しないフォトウェディングのためのアドバイスをお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか＾＾ 参考にしていただき、最高のフォトウェディングを叶えてくださいね！
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◇photo by martha stewart
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